エレガントな人生を送るために、オペラを経験してみよう
オペラを豊かな人生のスパイスに
豊かな人生を送るには、豊かな経験が必要ですよね。絵画や音楽などの芸術、良いレストランやワイン、もちろん美しいファッションやインテリア…
多様な経験をして様々なものに触れると、審美眼が磨かれて良いものを見極められるようになります。
そんな手助けをするものの一つとして、オペラはいかがでしょうか。
オペラの素晴らしさと言えば、場合によっては100人ほどの演奏者からなる大編成のオーケストラが奏でる美しいサウンドと、歌手達の美しい歌声、大規模なセットなどの舞台装置。それらが組み合わさることにより生まれる、贅沢な総合芸術です。
コツはストーリーを事前に学習しておくこと
オペラって難しい、良さが分からない、と思う方がほとんどだと思います。難しさを少しでも解消するコツは、ストーリーを事前に学習しておくこと。イタリア語やドイツ語で進むオペラの内容(劇場によっては字幕がある場合もあります)を、音楽やお芝居などと同時に消化することは難しいです。でもストーリーがなんとなく分かっていれば、美しい音楽だけに集中することができます。
そして、CMなどで聞いたことがあるような、有名な曲が含まれる劇から始めてみてください。椿姫、蝶々夫人、トゥーランドット、魔笛、フィガロの結婚、少し慣れてきたらニュルンベルクのマイスタージンガーなど。聞いたことのある、親しみのある曲が流れるだけで、その世界に一気に引き寄せられる感覚が味わえるはずです。
オペラは究極のリアリティ
そして、私が思うオペラのもう一つの側面。それは、究極のリアリティ。これは文学も同じですが、オペラって結構ひどい、救いようのない話も多いです。
人を陥れる、盗む、殺す、浮気する、愛し合っているカップルが最後に二人とも死ぬ…救いようがないですね笑
でも、人生には自分の力ではどうにもできないことも多いですよね。そんな不条理、酸いも甘いも経験する、または知っていることが、人生に深みを増すのだと思います。
ファンタジーであると同時に、究極のリアリティなんですね。
コロナが収まるまでは自宅でも
コロナの影響下では劇場に行くことも難しいですが、また劇場が開かれた際にはぜひ足を運んでみてください。新宿の一駅先、初台にある新国立劇場で行われる公演であれば、海外の歌劇場の来日公演に比べてはるかに安い値段で観ることができます。
もちろん、それまではDVDやブルーレイ、最近ではYouTubeにもたくさん映像がありますので、ぜひ自宅でも楽しんでみてください。
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